デビットより電子マネーの方が伸びると思う!77%が買い物などでの会計時にストレスを感じた経験があると回答
ビザ・ワールドワイド(以下Visa、代表取締役社長:安渕聖司、所在地:東京都千代田区)は、このたび楽天リサーチ株式会社に委託し、全国の18歳~60歳男女850名を対象に「支払いスピードとストレス」に関する実態について定量調査を実施しました。
77%が買い物などでの会計時にストレスを感じた経験があると回答し、現金での支払い等で会計に時間がかかることにストレスを感じる人が多い実態が明らかになりました。
一方で、ブランドデビットカード利用者は、他の決済方法利用者より会計時のストレスを感じた経験が少ないことがわかり、現金での支払いにストレスを感じている人にとり、今後関心の高まりが期待される決済手段であるといえます。
会計時に他人や周囲に対して感じるストレス
買い物などでの会計時にストレスを感じた経験があるかどうかを尋ねたところ、77%が「経験がある」と回答。
自分が支払いをする際のストレスは、
1位が「小銭が多くかさばるとき」(56.0%)
2位が「荷物がかさばり、財布、現金がすぐに出せないとき」(37.8%)
3位が「割引券、クーポンなどがすぐに見つからないとき」(32.4%)
という結果となりました。
また、会計時に他人や周囲に対して感じるストレスは、
1位が「レジに長蛇の列が出来ているとき」(69.9%)
2位が「現金払いでお釣りの受取などに時間がかかるとき」(60.2%)
3位が「現金を探しているときの他人の視線や圧力」(38.5%)
と続きました。
これらの結果から、会計時に時間がかかることに対してストレスを感じる人が多く、特に現金払いで時間や手間がかかることに対してストレスを感じる割合が高いことがわかりました。
会計時にスピードを求める場所
会計時にスピードを求める場所について尋ねたところ、
1位が「コンビニエンスストア」(75.4%)
2位が「スーパー・量販店」(73.2%)
という結果となりました。
会計時にスピードが求められている上位2か所での現金での支払い比率を見てみると、
1位の「コンビニエンスストア」が59.3%
2位の「スーパー・量販店」が69.4%
であり、スピードが求められているにも関わらず、現金での支払い率が高く、現金に関するストレスを抱えたまま支払いをしている実態が伺えます。
支払い方法別「ストレス経験がない」と回答した割合
さらに、支払い方法別のストレス経験に関して詳細に調査結果を分析したところ、ブランドデビットカード利用者は、他の決済方法利用者より会計時のストレスを感じた経験が少ないことがわかりました。(グラフ1参照)
ブランドデビットカードの魅力について尋ねたところ、
第1位「現金の持ち合わせがない時でも利用できる」(44.9%)
第2位「現金を持ち歩かなくてすむ」(43.6%)
第3位「現金を下ろす手間がない」(40.9%)
という結果となり、現金に代わる便利な支払い方法として定着しつつある様子が伺えました。
ブランドデビットカードの魅力
今回の調査の結果、現金での支払いや会計時のスピードに対して大きなストレスを感じている人が多いことがわかり、ブランドデビットカード利用者は、他の決済方法利用者より会計時のストレスを感じた経験が最も少ないことが明らかになりました。
日本政府が昨年公表した「未来投資戦略2017」[1]では、10年後のキャッシュレス決済比率を今の2倍にあたる40%に引き上げる目標が盛り込まれ、今後、日本でも現金以外の決済手段が利用可能な場面が増えることが期待されます。
調査の結果でも、ブランドデビットカードは現金に代わる便利な支払い方法としての魅力が評価されており、今後、ますます利用者が増えることが見込まれます。
クレジットカードPRESSはこう見た!
日本では既に電子マネーが普及しているため、デビットカードよりも電子マネー決済のニーズがさらに伸びると考えています。
楽天Edyやnanacoをはじめたプリペイドカードから、ポストペイ(後払い)式のQUICPayやiD、オートチャージのあるSuicaなどますます便利な決済手段としてシェアを拡げていくのではないでしょうか?